市民ら抗議の中、2日目の浮具設置作業進む 名護市辺野古沿岸 海上保安官とにらみ合い続く ゲート前でも市民ら反対運動


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 宮城 久緒
海保に拘束されるゴムボート=11月2日午前9時過ぎ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古での新基地建設を巡り、沖縄防衛局は2日午前、臨時制限区域を示す浮具(フロート)の設置作業を進めた。午前8時50分までに着手した。

 基地建設に反対する市民らが海上で抗議し、海上保安庁が排除している。新基地の資材搬入口となる米軍キャンプ・シュワブゲート前でも、市民らが抗議している。

フロートを設置する作業船=11月2日午前9時過ぎ、名護市辺野古

 沖縄防衛局は1日、新基地建設に向けて海上作業を2カ月ぶりに再開した。沖縄県が埋め立て承認を撤回したことで中断されていたが、国土交通相の執行停止決定で再開に踏み切った。【琉球新報電子版】