海自艦から実弾落下 沖縄・久米島沖


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 海上自衛隊佐世保地方総監部は22日、護衛艦「ちくま」が久米島北西約130キロの海域で、高性能20ミリ機関砲の実弾21発を海中に落下させたと発表した。同日午後3時40分ごろ、弾数確認を実施中に、甲板に流れ込んだ波の影響で海に落としたという。

 実弾の大きさは直径約30ミリ、長さ168ミリ、重さ約250グラム。同総監部は「有害物質等は含まれておらず、人体に影響を与えるものではない」としている。同海域は水深約140メートルの地点で、海上自衛隊は海底に沈んだとみている。