辺野古沿岸部でフロート撤去作業を確認 市民ら「台風対策か」 オイルフェンスの点検作業も


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新基地建設に向けた準備作業に抗議の声を上げる市民ら=24日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で24日午前9時ごろ、米軍キャンプ・シュワブ沖では複数の作業船が汚濁防止膜(オイルフェンス)を点検する作業が確認された。

 市民らは抗議船2隻とカヌー11艇に乗り抗議の意志を示した。同日午前9時半過ぎ、大浦湾ではフロート(浮具)が100メートル以上にわたり撤去された。

 市民らは「台風対策のためではないか」との見方を示している。【琉球新報電子版】