防衛省、停止していた土砂運搬作業を再開へ 名護市辺野古の新基地建設


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土砂搬出作業が中断されている琉球セメント桟橋=4日午前、名護市安和

 名護市辺野古の新基地建設を巡り、防衛省は県の指摘を受けて一時中断していた埋め立て土砂の搬出作業について、5日午後に再開させる方針を固めた。土砂の管理に関して県の条例に基づく届け出がないことなどを指摘されていたが、別の方法を用いて土砂を運搬する。関係者が明らかにした。

 土砂の搬出場所となる名護市安和の「琉球セメント」の桟橋では、5日昼過ぎから沖縄防衛局の職員や作業員らが集まり、作業を再開させる準備を進めている。【琉球新報電子版】