不発弾処理が終了 那覇市宇栄原 午後5時5分に交通規制を解除


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不発弾の現地爆破を行うため、交通規制された現場周辺の道路=9日、小禄中学校前

 那覇市宇栄原3丁目で発見された不発弾の安全化処理作業が9日午後5時3分に終了した。これに伴い同日午前10時から約7時間にわたって立ち入り禁止となっていた現場から半径300メートル以内の交通規制は午後5時5分に解除された。

 安全化処理をした不発弾は旧日本軍製20センチ砲弾1発。陸上自衛隊の不発弾処理隊が午前10時24分に処理を開始し、現場に構築した安全壕の中で午後3時3分ごろに爆破処理を実施した上で、安全化処理をした。

 作業中は現場の半径300メートル以内の一般家庭約千世帯(約2500人)や約70事業所が避難対象となった。作業中は県道62号の一部など、対象区域周辺の道路が午前10時から通行止めとなっていた。一部で路線バスの経路変更もあった。【琉球新報電子版】