「県民投票必要ない」石垣市長


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中山義隆石垣市長

 【石垣】名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票について、石垣市の中山義隆市長は18日の市議会12月定例会一般質問で「法的拘束力もない。無駄な5億5千万円を使うぐらいなら県民投票は必要ないというのが考え方だ」と述べ、実施に否定的な見解を改めて示した。その上で「あとは議会の判断を尊重したい」とした。自身のツイッターでも18日、「(補正予算案を)議会が否決した場合、議会の意思を尊重し、原案執行権の行使はしない。従って、石垣市では県民投票は実施されないことになる」とした。