【恩納】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票で、恩納村議会(又吉薫議長)は18日、県民投票の事務経費として村当局が提案した補正予算案を無記名投票で採決し、10対5の賛成多数で可決した。
通常の起立採決ではなく、議員ごとの賛否を伏せる無記名投票で行った理由について、又吉議長は本紙取材に「県民投票の賛否次第で、リコール(解職請求)などを使い、議員を個人攻撃する話もあると聞いた。議会の言論の自由、意見の多様性を守るため、この採決方法に決まった」と語った。
一部議員からは異論も出たという。