命の尊さデザインに込め 沖縄・長崎・広島 平和のポスター展 来月3日まで、新報ギャラリー


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グラフィックデザインの秀作が展示された「沖縄・長崎・広島 平和のポスター展『オキナワ・イマジン』」を鑑賞する人たち=29日、那覇市泉崎の琉球新報社ギャラリー

 日本を代表するグラフィックデザイナーと沖縄・長崎・広島のグラフィックデザイナーが平和へのメッセージを込めたポスターの企画展「沖縄・長崎・広島 平和のポスター展『オキナワ・イマジン』」(日本グラフィックデザイナー協会沖縄地区主催、琉球新報社など共催)が29日、那覇市泉崎の琉球新報社2階ギャラリーで始まった。2月3日まで。同展の沖縄開催は初。

 1983年から続くポスター展「ヒロシマ・アピールズ」も同時に開催。沖縄戦や長崎、広島への原爆投下など多くの犠牲者を出した戦争の悲惨さや、平和の尊さを表現している。1964年の東京五輪の公式ポスターをデザインした亀倉雄策さんや「キューピーハーフ」の広告などを手掛けた服部一成さんらの作品計52点を展示している。展示時間は午前9時から午後6時。入場無料。

 日本グラフィックデザイナー協会沖縄地区代表幹事の内間安彦さんは「平和を守るためのデザイナーの真剣勝負、挑戦を見てほしい」と来場を呼び掛けた。

 問い合わせはJAGDA沖縄事務局(電話)080(6499)2822。