埋め立ての賛否? 玉城県政への賛否? 有権者ら勘違いも 県民投票


社会
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 「思わず間違えそうになる。実際に間違えた人もいるのでは」。辺野古新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票で、こうした声が県民から漏れている。投票用紙は埋め立てに賛成なら「賛成」の欄に、反対なら「反対」の欄に「○」を付けるが、期日前投票を済ませた人たちは「埋め立て反対に『賛成』だから『賛成』に『○』と一瞬思った」などと感想を述べた。

 沖縄市の自営業稲福正広さん(68)は埋め立てに反対した玉城デニー知事の当選や県民投票実施の経緯などから「知事や県民投票の取り組みに理解する人は思わず『賛成』を選んじゃうよ。勘違いしている人はいっぱいいると思う。よくよく気を付けないと」と指摘した。

 豊見城市の男性は「埋め立て反対で投票所に行ったけど、思わず賛成に『○』を付けてしまった。間違いに気付き、表記を消して書き直した」と苦笑した。