海上に重機の音響く 辺野古新基地、埋め立て続く


この記事を書いた人 志良堂 仁
トラックから砕石を降ろして護岸を強固にする作業が続く辺野古新基地のN3護岸=名護市辺野古

 米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は28日もN3護岸でダンプカーから採石を降ろし埋め立て作業を進めている。護岸内は行き交うトラックから土砂が投入され、被覆ブロックの周辺では採石を落として護岸を強固にする様子が確認された。

 この日は悪天候のため、カヌーで抗議の声を上げる人たちの姿はなく、護岸を押し固める重機の音が海上に響いた。
 キャンプシュワブのゲート前には午前10時ごろまでに埋め立て資材を積んだトラック87台が、抗議をする人たちを横目にゲートに入っていった。【琉球新報電子版】