オスプレイからパラシュート降下訓練 うるま・津堅島で初


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
パラシュートを開き、編隊で降下する米兵ら=14日午後5時3分、うるま市の津堅島訓練場水域上空(ジャン松元撮影)

 【うるま】米軍は14日午後、沖縄県うるま市の津堅島訓練場水域で、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイによるパラシュート降下訓練を実施した。沖縄防衛局によると、この水域でオスプレイを使用した降下訓練は初めて。嘉手納基地で兵員を載せ、午後4時15分ごろに離陸。同水域上空でしばらく旋回した後、午後5時5分ごろに計5人が降下した。直前には、海面に物資を1個降下させた。訓練は今月2度目で、今年に入って3度目。同訓練は伊江島での実施が日米で取り決められており、県と市は津堅島周辺で実施しないよう求めてきた。うるま市には4月、同水域を5月14日に使用するとの通知があった。