K8護岸の造成進む 名護市辺野古


社会
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「K9護岸」で土砂を積み替える準備をする重機。土砂を乗せた台船が後ろに傾き、接岸できていない=16日午前、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は16日、辺野古崎東側に位置する「K8護岸」の造成を進めた。

 大浦湾側の海上では午前8時半頃、運搬船2隻が臨時制限区域を示すフロート内に入った。

 「K9護岸」では台船から土砂の移し替えを待つ工事車両が列をつくった。その際に土砂の積み替えは行われず、市民らからは「台船後方に土砂を積みすぎて、護岸に接岸できないのではないか」と声が上がった。

 この日は悪天候のためカヌーなどによる海上抗議行動は行われなかった。【琉球新報電子版】