沖縄県が「違法」と指摘しているのに…2日連続で辺野古K8護岸から土砂陸揚げ


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 玉城江梨子

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古新基地建設で、沖縄防衛局は12日午前、米軍キャンプ・シュワブ東側にある「K8」護岸から埋め立て土砂を陸揚げする作業を始めた。土砂の陸揚げは2日連続で、11日に接岸した台船とは別の船が接岸し、午前10時30分過ぎから陸揚げ作業を始めた。

 K8護岸を巡っては当初の計画になく、県は目的外使用だとして沖縄防衛局に行政指導をして違法性を指摘している。12日午前には市民らがカヌーで抗議交行動を展開した。【琉球新報電子版】