維新・下地幹郎氏「引っ張りだこ」? 自民同期会に出席 沖縄1区に?復党?


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下地幹郎衆院議員(維新)

 【東京】東京都内のホテルで18日夜、1996年初当選の自民党国会議員の同期会が開かれ、自民から初当選した下地幹郎衆院議員(維新)が出席した。会合には同期の菅義偉官房長官も顔を出した。下地氏を巡っては沖縄県内経済界を中心に、同じ沖縄1区を地盤とする自民の国場幸之助氏との選挙区調整や復党を求める声があり、臆測を呼びそうだ。

 同期会には20人以上が出席。93年初当選の安倍晋三首相も駆け付けた。下地氏の出席は3年ぶりというが、野党議員の参加は下地氏1人といい、異例だ。取材に対し下地氏は「(衆院沖縄)1区の話は出なかった」と話した。

 一方、出席者からは「(下地氏は)引っ張りだこだ」(閣僚経験者)と冗談混じりに秋波を送る声も。下地氏は取材に対し「同期のつながりが強い。この強さを沖縄の問題解決に生かしたい」と語った。