沖縄気象台によると26日午前6時、熱帯低気圧がフィリピンの東にあり、時速25キロで北北東に進んでいる。26、27日にかけて沖縄・奄美地方に接近する。24時間以内に台風に発達し、26日夜が最接近となる見込み。台風となれば3号で、令和では初の上陸となる。
沖縄本島地方では午前8時56分現在、那覇、浦添、沖縄、南城、西原、八重瀬の6市町で土砂災害の危険度が高まる土砂災害警戒情報が出ており、県などは崖の近くなど土砂災害の発生しやすい地域の住民に早めの避難、自治体が発表する避難勧告などの情報に注意するよう呼び掛けている。
県内各地では激しい雨が降っており、午前8時57分現在、18市町村で大雨・洪水警報、1町で洪水警報が発令されている。
午前6時現在、熱帯低気圧の中心気圧は1006ヘクトパスカル、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっている。【琉球新報電子版】