日本の文化や歴史を学ぼうとポーランドから来日したラファウ・ヤノフスキーさん(27)、アンナ・トゥーレックさん(27)、アンナ・クハルスカさん(26)は30日、宮森小学校米軍ジェット機墜落事故の慰霊祭に参加した。3人は本島中部の米軍基地の大きさに驚いたことを語り「(宮森小の事故は)基地がなければ起こらなかった。2度とこのような悲しい事故がないようにしてほしい」と願った。
パレスチナのベツレヘムで燃えている「平和の火」をポーランド国内でともす活動をしている3人。教師をしているヤノフスキーさんは、沖縄の基地問題について「難しい問題を抱えている」とした。
3人は「戦争や悲しい事件が起きないように、世界に平和の心が広がってほしい」と語り、仲よし地蔵に手を合わせた。