投票用紙を交付ミス 粟国村選管、最大58人 選挙区と比例区を逆に


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 粟国村選挙管理委員会(与那城健一委員長)は12日、21日投開票の参院選の期日前投票と不在者投票で、誤って沖縄選挙区と比例代表の投票用紙をそれぞれ逆に交付したと発表した。最大で有権者58人が用紙を取り違えて投票したという。取り違えた場合、投票は無効になる見通し。同委員会は「投票した人に今後謝罪をしていく」としている。

 同委員会によると、12日午前11時50分ごろ、沖縄本島にいる有権者に不在者投票用の用紙を郵送する際に、交付窓口で用紙が逆になっていることが発覚した。いつから逆になっていたのかは不明で、5日以降に期日前投票した54人と不在者投票で用紙を送付した4人の最大58人に誤って交付した恐れがある。

 2016年の参院選でも、那覇市選挙管理委員会が選挙区と比例の用紙を誤って交付した。