りゅうちぇる姉 シンガー・ソングライターの比花知春さんが芸能界引退 「幸せな17年間でした」 


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芸能活動を引退した比花知春さん=宜野湾市内

 沖縄県出身のシンガー・ソングライターで、タレントのりゅうちぇるさんの姉である比花知春さん(37)が18日で芸能活動を引退すると同日深夜、公式ブログで発表した。「いつも応援してくださるみなさまへ。」というタイトルで引退についてメッセージを寄せた。

 ブログでは「今後の人生について考え、向き合い、決断致しました。たくさん悩みましたが、この選択には後悔はありません」と伝え、音楽、芸能活動については「とてもとても幸せな17年間でした」と残した。「シンガー・ソングライターとして生きてきたことをこの先も一生忘れません」とつづり、ファンに向けて「こんな私をたくさん愛していただき、本当にありがとうございました」と記した。

 比花さんは沖縄アクターズスクール出身。2002年、「CHIHARU」という名前でメジャーデビューを果たし、デビュー曲の「君を忘れない」はソルトレーク五輪のテーマソングに起用され、注目された。09年には、芸名を「比花知春」と改名し、福岡県を中心に活動。最近ではりゅうちぇるさんの姉として、キー局のテレビ番組に出演するなど、活動の幅を広げていた。【琉球新報電子版】