「窓、最後に確認したのは海上」 米軍機窓落下で海兵隊 詳細な落下地点把握せず    


この記事を書いた人 問山栄恵
窓を落下させた米軍普天閒飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターと同型機

   米軍CH53E大型輸送ヘリコプターから窓が落下した件で、在沖米海兵隊は「通常訓練後、(事故機が)普天間飛行場に戻った後に、窓の落下について報告があった。乗組員が最後に窓を確認したのは、海上を飛行していた時だった」と説明した。米軍がヘリからの窓の落下を把握したのは普天間飛行場への着陸後で、詳細な落下地点を把握していないことが明らかになった。30日午前、本紙取材に答えた。
  
  今回落下した窓ついて「軽量で柔軟なプレキシガラスで、ゴム製シールで包まれている」と強調。「緊急時に脱出するため、取り外せるように設計されている」と説明した。落下原因は現在、調査中だとした。【琉球新報電子版】