米軍基地跡地に廃油ドラム缶/北谷町美浜

 
  【北谷】北谷町美浜の桑江中学校校門前の空き地で、29日夕、米軍が投棄したとみられる廃油が入ったドラム缶20本以上が見つかった。同地区は1981年に返還されたメイモスカラー射撃場跡地。近隣の店舗を拡張する工事の途中、業者が発見した。30日午前、現場に駆けつけた辺土名朝一北谷町長や地主は「米軍の廃棄物に間違いないだろう。大変迷惑」と憤っている。
  発見現場は町道桑江浜川線と国道58号の間の空き地。ドラム缶は深さ約2メートルの地中に横約30メートルにわたってつらなっており、見える分だけでも20本以上に上る。すでに一部廃油が漏れている。掘られていない部分にもまだ大量のドラム缶があるとみられる。
  米軍基地から返還された81年以降、同地区は桑江土地区画整理組合により、区画整理された。現場に駆けつけた地主の大城富子さんは「工事がストップしてしまう。町や業者にも迷惑。大変憤っている」と怒りの表情。辺土名町長は「戸惑っている。地主会と協力して調査し、原因究明に努めるが、米軍の廃棄物とみて間違いないだろう。返還後の基地跡地調査の徹底が求められる」と述べた。地主会を含めた合同会議を緊急に開く考えだ。