被弾事件の弾丸「比較的新しい」/県警が鑑定

 
  県議会米軍基地関係特別委員会(仲里利信委員長)が5日午前、開かれ、先月23日に名護市で起きた被弾事件への対応を協議した。稲嶺勇県警刑事部長が、発見された弾丸が発見当日に米軍キャンプ・シュワブ内から発射されたものであるかどうかの調査について、進ちょく状況を説明。「比較的新しいと言える」との鑑定結果を明らかにした。
  理由について稲嶺刑事部長は(1)弾丸に付着した物質が土砂であり、さびは認められない(2)弾底部に弾薬の成分を検出した(3)弾丸の帯状の溝に光沢が認められた-と理由を挙げ「弾丸が実射されて相当期間が経過したとは即断し難い」と述べた。
  その上で弾丸のサンプルを採るため、一度失敗した試射実験を再び実施し、発見された弾丸と比較してから特定調査の結論を出す考えを示した。
  新垣良光知事公室長も県の対応を説明。「県警の調査結果を踏まえてから、当日飛んできた弾かどうか総合的に判断したい」との見解を示した。
  県議会軍特委は5日午後1時からキャンプ・シュワブに入り、演習場を調査。その後、県議会で事件に対する抗議決議や意見書の文案調整や提案の時期など再度対応を協議する。