シロとマリリンの物語永遠に/座間味阿嘉島、銅像建立し語り継ぐ

 
  座間味島の恋人に合うため阿嘉島から約3キロの海を渡り続けた名犬シロと恋人マリリンの物語を後世に受け継ごうと、両島では、シロとマリリンの銅像を建立、シロの一周忌の26日、関係者が出席して除幕式が行われた。マリリンのすんでいた座間味島では、午前10時半から、座間味村宇論の崎で、マリリン像の除幕式を開催した。青銅色のマリリン像は、阿嘉島のシロの像と向き合うように建立。天国に上った今でも、二匹は青い海を挟んで見つめ合っている。
  除幕式で、マリリン記念碑建立実行委員会の宮里正太郎委員長は「マリリンとシロの恋物語は多くの人々に感動を与えた。人間も愛があれば、争いはなくなる。マリリンとシロの愛を受け継いで、村づくりにも役立てていきたい」とあいさつ。座間味村立幼稚園の園児らが除幕のひもを引き、高さ90センチメートルのマリリン像が姿を現すと集まった島民から拍手が沸き起こった。
  シロとマリリン像の建立は、島民や観光客、インターネットを通した寄付金など、多くの人々の支援で実現。今後は「シロ・マリリン愛ランドパーク」の公園建設やオリジナルソング、定期船マリリン航路"の就航なども予定にしている。
  シロの故郷、阿嘉島でもこの日午後1時から、阿嘉港公園予定地で「シロ記念碑除幕式」(主催・シロ記念碑建立実行委員会)が行われた。
  マリリンに合うため、海を渡るシロが話題になったのは、1986年の夏。全国紙や海外でも取り上げられ、88年にはシロ自身が出演した映画「マリリンに逢いたい」が公開された。
  海を超えるラブロマンスは、多くの人々に感動を与え、座間味島の観光にも大きな効果を生んだ。マリリンは、映画化前の87年8月、シロは昨年11月26日に18歳の天寿を全うした。
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