干潟埋め立て題材に、現代座制作「虹の立つ海」

 
  【沖縄】干潟の埋め立てを題材にした劇「虹の立つ海」が2月26日夜、沖縄市民会館中ホールで開かれた。「未来からの預かりものの環境」を守るために、今何をするべきか-。静かな問い掛けが会場に広がった。
  NPO(民間非営利団体)現代座の制作。1998年8月に初演以降、全国で140回以上、上演されている。県内では実行委員会を組織、沖縄市の後、3会場で上演される。
  劇は干潟の埋め立てをめぐって対立し、口をきかなくなった親子、2050年の日本の「悪化した環境」などをテンポのよいせりふ回しで浮き彫りにし、「利便性」を追い求め続ける現代社会に警鐘を鳴らす。
  効果音を巧みに使い、心に迫る舞台を展開した。「消えた砂浜」という歌も流れ、訪れた人たちを引き付けていた。