芸能・文化

貘賞に大石直樹さん 詩集「八重山讃歌」

 第31回山之口貘賞(主催・琉球新報社、後援・山之口貘記念会、南海日日新聞社)の選考会が2日、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハであり、大石直樹さん(48)=浦添市=の詩集「八重山讃歌」(文進印刷)に決定した。

贈呈式は25日午後6時から、琉球新報児童文学賞とともに那覇市泉崎の琉球新報ホールで行う。
 今回は6冊の詩集の応募があった。選考委員は天沢退二郎氏(詩人、宮沢賢治賞受賞)、以倉紘平氏(詩人、H氏賞、現代詩人賞受賞)、与那覇幹夫氏(詩人、山之口貘賞受賞)の3氏。
 大石さんの作品について、天沢氏は「今も生きる八重山の古謡・伝説を踏まえてやさしく簡潔な言葉で展開する詩群は、時にヨーロッパ中世の古詩や古歌を連想させる」、以倉氏が「今なお八重山に残る親密な全体的世界を垣間見させる詩集」、与那覇氏は「望郷のセイシカが、幾重にも、なぞられていた」と評した。