【アルゼンチン】うるま園、休息所着工 実行委安全祈願


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 在亜沖縄県人移住100年祭実行委員会(米須清文委員長)は6月27日、うるま園内に新設する休息所建設の地鎮祭を執り行った。屋宜宣太郎建設委員長は「地鎮祭は、沖縄の習慣を重んじ、何事もなくスムーズに工事を完成させたいという気持ちの表れだと思う」などとあいさつした。

 地鎮祭では、仏教会の玉那覇律子導師が工事の安全を祈願した。
 建物は横30メートル、縦10メートルの横長の休息所になる。建設資金はうるま園隣接地を売った金で賄うことになっている。また「アシティビチ会」の仲宗根マリオさんがヤギ3頭を寄付し、同会の会員が調理してヤギ汁にして販売した。その売上金を建設資金として寄付している。
 完成は100年祭の記念事業の一環のため8月10日までには完成させなければならないという。
 当日は管轄の市役所から3人の役員と安次富寛全100年祭副委員長ら関係者25人が参加して立派な地鎮祭となった。
(新垣善太郎通信員)