【ボリビア】世代間、心のたすき 駅伝大会、6チーム熱走


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 ボリビア国のオキナワ移住地オキナワ日ボ協会(宮城和男会長)主催の第16回コロニアオキナワ縦貫駅伝大会が7月6日に開催された。

 第1地域からの3チームと第2地域、第3地域、サンタクルスの計6チームが参加。従来は第3地域公民館前から第1地域にある日ボ協会までの37・2キロのコースを年齢性別で19区間に分けて行っていた。今年は最初の2区間を小学生男子(1・5キロ)と女子(1キロ)、最後の2区間を50歳以上の女子(700メートル)と男子(1キロ)に制限したほかは年齢制限をなくし、男子1・5キロが16区間、女子1キロが9区間の計29区間でたすきをつないだ。
 参加選手は各チーム当たり10人増え、合計で145人に。開会式で宮城会長は「楽しく走って親睦(しんぼく)を深めてほしい」とあいさつ。穏やかな天候の中、各チームとも順調にたすきをつないでいった。1位はサンタクルスチームで、タイムは2時間49分42秒。特別賞は一家族から4人が参加した池原エルマーさん家族、新垣秀光さん家族、女子でただ一人男子区間を走った中村利沙さんらに贈られた。