【アルゼンチン】空手マン、迫真演武 100年祭行事、盛況


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 県人移民100年祭を記念して、アルゼンチン全国に普及発展してきた沖縄空手道の演武大会が7月5日、全道場主の門弟らを集め、沖県連会館の舞台上で開催された。

 会場いっぱいに観衆が詰め掛けた。観衆の多くが外国人(アルゼンチン人)だ。そして舞台の演武が終わるたびに割れんばかりの拍手が沸き起こった。
 各道場の門弟のほとんどは外国人で占められている。だからこの沖縄空手というスポーツ文化の貢献度はアルゼンチン社会に大きな影響を与えているといえよう。
 道場主は比嘉オスカル(故比嘉人達氏の長男)、宮里昌栄、当真嗣夫、仲里茂雄、宮城薫、内間清文、赤嶺茂秀の7氏。
 今、アルゼンチンでは移民100年祭を記念してウチナー文化祭と銘打ってカラオケ大会や盆栽、絵画展、琉球舞踊、日本舞踊などが披露されている。
 その中でもこの空手演武大会が飛び抜けているのではないだろうか。だからこの7氏に対し最大限の敬意を表したい。
(新垣善太郎通信員)