経済

農業生産24億円増 キビ大幅伸び首位

県内の農業生産額の推移

 2007年の県内の農業生産額は前年比24億円(2・6%)増の930億円で、10年ぶりに20億円台の大幅増となったことが23日、沖縄総合事務局のまとめで分かった。

品目別では、サトウキビが同28億円増の181億円と大幅に伸び、162億円だった肉用牛を抜いて3年ぶりの首位となった。
 キビの生産額が大きく伸びたことについて沖縄総合事務局は、国や県が推進する「増産プロジェクト」で、生産者が株出し管理などの技術向上に努めたことや気象に恵まれた結果、生産量が増えたことが要因とみている。
 一方、ここ数年、順調に生産額が伸びていた肉用牛は同1億円の微減と伸び悩み、2位となった。肉用牛は飼料価格の高騰に続き、不況による消費者の節約志向も響き、子牛の取引単価低迷が長期化しており、08年の畜産業の品目は肉用牛をはじめとして大きく減少することも予想される。
 葉タバコも前年比7億円増の40億円と、キビに続く大きな伸びとなった。
 上位の品目別生産額はほかに豚(111億円)、キク(101億円)、鶏卵(45億円)、生乳(37億円)、ゴーヤー(24億円)、マンゴー(23億円)、パイナップル(16億円)など。
 構成比ではサトウキビが19・5%(前年比2・6ポイント増)、肉用牛が17・4%(0・6ポイント減)。畜産全体では39・9%(2・4ポイント減)。花きは14・0%(0・2ポイント減)、野菜が12・7%(0・3ポイント減)、果実は6・8%(0・1ポイント増)となっている。(島袋良太)