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今帰仁村、観光推進協3年内に

振興計画を説明する与那嶺村長(中央)と島田委員長(左)、大嶺英恭副村長=3月30日、今帰仁保健センター

 【今帰仁】今帰仁村(与那嶺幸人村長)は2009-18年度までの観光振興の方向性と施策をまとめた「第2次今帰仁村観光リゾート振興計画」を3月30日、発表した。

世界遺産に登録された今帰仁城跡を中心に、観光客数や観光収入などの具体的数値を設定し、優先実施要項に村内の各団体や企業が参加する「観光推進協議会(仮称)」の設立を挙げた。与那嶺村長は「今帰仁城跡や完成が期待されるワルミ大橋を生かし、自然と調和した観光立村を目指したい」と抱負を語った。
 振興計画は1998年に第1次計画を策定。今回は前計画から10年が経過し、現在の社会情勢の変化や村観光の実態把握を踏まえて、今後の施策展開を盛り込んでいる。村は昨年9月に設立された策定委員会(島田勝也委員長)に諮問して、委員会は4回の会合を経てことし4日に答申。村は答申を踏まえて振興計画を策定した。
 計画では「自然と歴史とロマンに満ち躍動するむら」を基本理念に9分野の基本方向を定め、方向性に従って、それぞれの具体策を決めた。具体的数値目標を定めた項目では観光客数61万5千人、今帰仁城跡の入場料売り上げ1億2千万円など、18年度時点の数値目標を設定。島田委員長は「本物志向を目指す今帰仁村には追い風が吹いている。次の10年でそれまでの取り組みを実にしていく」と語った。
 観光推進協議会(仮称)は商工会や区長会、婦人会などの関連団体や計画策定委員会、村なども参加し、一体となって観光振興に取り組む。組織設立は3年以内を目標にしている。与那嶺村長は「地域資源を生かしながら村民ぐるみで取り組みたい」と意欲を見せた。