地域

本部町特産品開発、販路の確保必要 協議会設立へ意見交換

協議会設立などについて話し合う参加者=本部町役場

 【本部】生産過剰な農水産物や、埋もれている地域資源を発掘し有効活用を図ろうと、本部町特産品開発に関する意見交換会がこのほど、同町役場で開かれた。意見交換では町特産品開発協議会の設立を目指し、今後の課題などが示された。

 協議会設立に向け町は国のふるさと雇用再生特別交付金を活用し、特産品開発にかかるノウハウや関係団体と連携が取れる人員の雇用創出を図る。また、商工会に協議会事務局を置き、各産物の部門に分けて特産品を開発する予定。
 意見交換には町内の関係団体や県の関係機関が集まり、農水産物や市場の現状、他市町村の取り組み事例なども報告があった。
 関係者からは「現在、多数の特産品が開発されているが、販売経路が確保されておらず、四苦八苦している。商品の購買力を考え、ターゲットを絞ることが大事」と、意見が出た。
 町には、年間300万人の観光客が訪れる海洋博記念公園がある。今後、同公園と連携を図り、マーケティングを広げていく必要性が重要視されている。
 町では、カツオやモズク、また、拠点産地に認定されているアセローラやタンカンなどの農水産物が生産されている。しかし、モズクやタンカンは近年、豊作で過剰生産になっている。(金城美佐子通信員)