地域

ネコ惨殺多発 漫湖公園09年27匹被害

 2008年から続く漫湖公園(那覇市古波蔵)での野良猫の虐待死が相次いでいる。動物愛護活動に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)「動物たちを守る会ケルビム」(中村吏佐代表)によると、08年は11匹、09年は23日までに27匹の野良猫が腹を切り裂かれて内臓を引きずり出されたり、後頭部の皮をはがれるなど無残な姿で発見されている。

今年9月以降、死骸(しがい)発見のペースが早まり、殺害の手口も残忍化していることから被害の拡大に警戒を強めている。
 ケルビムは24日、公園内の取り締まり強化を求める1万1466人分の署名を那覇市と那覇署に提出した。
 同公園では08年2月ごろから、虐待を受けて殺されたとみられる野良猫の死骸が相次いで発見されている。特にことしは9月に4匹、10月に4匹、11月に3匹、12月に4匹が惨殺されている。ケルビムでは死骸に関する情報を記録し、すべて那覇署に通報している。公園を管理する那覇市では08年4月から動物の遺棄や虐待をやめるよう呼び掛ける看板を設置したが、効果が上がっていない。
 那覇市への署名提出の席で中村代表らは「捨てられた子猫が被害に遭っている。パトロールを強化するとともに、飼い主の意識を高める取り組みをしてほしい」と求めた。仲村家治副市長は「警察と協力して抑止に取り組む」と答えた。