【中国時報】新型インフルで妊婦死亡3人目 予防接種受けず


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 19日、妊婦が新型インフルエンザに感染し、死亡した。妊婦の新型の感染、入院は台湾では10例目で、3例目の死亡となった。この妊婦は妊娠7カ月の32歳で、昨年の12月31日に新型インフルエンザに感染して入院、1月15日に流産した後、息を引き取った。この妊婦は、新型インフルエンザの予防接種を受けていなかった。

 現在まで新型インフルエンザが重症化して入院した10例のうち、5例が母子共に回復し、母子共に死亡したのは2例、胎児のみの死亡が2例、母のみの死亡が1例となっている。統計では3人の母親と4人の胎児が死亡している。疾病管理局は妊婦に予防接種を受けて病気への危険性を低減するよう、呼び掛けている。