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浦添、地域バス7月に実験 検討協発足、2案を提示

 【浦添】浦添市のコミュニティーバス導入検討協議会(委員長・銘苅秀盛浦添市都市建設部長)が26日発足し、市役所で第1回委員会が開かれた。コミュニティーバスは既存の路線バスが通らない地域を通過、市内の公共施設などを結ぶ。高齢者や子どもら自家用車を持てない“交通弱者”への利便性を上げることが目的。委員会では2ルートの事務局案が提示され、ことし7月の実証実験を目指し、詳細を詰めていく。

 浦添市は幹線道路が南北に走っているものの、東西の連絡や市内循環の公共交通機関が発達していない。高低差が大きいため、徒歩や自転車の利用率も低く市民の車への依存度が高いとされる。
 事務局案はA案(市内循環型)、B案(往復運行型)とも那覇市内のモノレール駅から市役所やてだこホールなど公共施設が集中する安波茶を結ぶ。路線バスが通らない、国道58号とパイプラインに挟まれた内間、宮城、屋富祖、港川の各地区から公共施設への連結を目的に設定された。
 委員会では今後の日程も示され、3月までに事務局案を基にしたルートの絞り込み、ダイヤ、バス停配置などを決める。並行して市民対象のアンケートも実施しており、需要予測などをまとめる。実証実験は7月から10月を予定、料金200円の設定で採算性や利用率を確かめる。
 委員にはコミュニティーバス沿線の自治会やバス協会、沖縄総合事務局などの代表21人が委嘱された。3月にも運行詳細計画を策定する。
(金城潤)


事務局が示す説明に耳を傾ける委員ら=26日、浦添市役所