政治

「裏切り」に怒り 新宿怒(ど)真ん中デモ

休日の繁華街を「辺野古案撤回せよ」と訴えながらデモ行進する参加者=30日、東京都新宿区

 【東京】東京都新宿区で「沖縄を裏切るな! 新宿怒(ど)真ん中デモ」(緊急アクション実行委員会主催)が30日あり、JR新宿駅前でも「怒」の文字が躍った。若者を中心にした実行委員会が呼び掛け、多数の団体が呼応。歌舞伎町など休日の人出でにぎわう繁華街で「沖縄から普天間基地を撤去せよ」「辺野古案を撤回せよ」などと訴えた。

 4月に続き2回目の開催。日米共同宣言が発表された直後とあって、会場での飛び入り参加もあり、多数がデモ行進した。アルタ前広場で実行委メンバーは「最悪中の最悪の案を発表した鳩山由紀夫首相に沖縄県民は怒っている。無関心の差別を続けるわたしたちにも怒っている。これほどの裏切りを許してはならない」などと話した。
 「怒」のプラカードを持ち、デモ行進した大木晴子さん=世田谷区=は「国は沖縄の痛みを真剣に受け止めるべき」と首相の対応に落胆。実行委員の1人でウェブ制作者の臼田敦伸さん=埼玉県川口市=は「民意を無視しても政治ができる状況に不信はいっぱいだ。沖縄の人々はもっと怒っていると思う。せめて民衆の力を結集してデモで意思を表明したい」と話した。
 デモ参加者は、「基地完全閉鎖」「日米共同の沖縄差別宣言」など多彩な看板を持って太鼓やタンバリンを打ち鳴らして行進した。