政治

県知事選、仲井真氏が出馬表明 伊波氏と一騎打ちへ

激励会であいさつし、県知事選に出馬し2期目を目指すことを表明する仲井真弘多氏=15日、那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハ

 仲井真弘多知事(71)は15日、那覇市内で開かれた後援会主催の激励会で「次の選挙に打って出ろという激励をもらった。前に進むので、よろしくお願いしたい」と述べ、11月28日投開票の県知事選に出馬し、2期目を目指すことを表明した。

知事選は社民党県連、共産党県委、社大党が擁立する宜野湾市長の伊波洋一氏(58)が出馬を表明しており、保守県政の継続を目指す仲井真氏と、12年ぶりの県政奪還を掲げる伊波氏との事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。
 集まった支持者に再出馬への支援を呼び掛けた仲井真氏は、本土復帰から4次にわたる沖縄振興計画が2011年度で期限切れを迎えることから、新たな振興策の制度設計に取り組む強い意欲を示した。10月上旬までに選挙母体を組織し、正式出馬と基本政策を発表する。
 知事選で最大の争点となる米軍普天間飛行場返還・移設問題について「県民の思いに沿う方向で解決の道を見つけ出す」と述べた。基地問題への対応では「沖縄の大きな基地負担の軽減を現実の目に見える形で進める」と主張した。
 今後の沖縄振興については「政府に沖縄政策協議会をつくってもらった。これまで40年やってきた沖縄振興の考え方をぐっと変えるような方向でやらないと時代に合わない。沖縄21世紀ビジョンを実現する」と述べた。
 激励会では、翁長雄志那覇市長や新垣哲司自民党県連会長、糸洲朝則公明党県本代表らがあいさつした。
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 仲井真弘多氏(なかいま・ひろかず) 1939年8月19日生まれ。那覇市出身。東大卒。61年に通産省(現経済産業省)入省。90年に大田(昌秀)県政で副知事。沖縄電力社長、県商工会議所連合会会長など歴任。2006年知事選で初当選。