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名護市、事業組み替え 米軍再編交付金保留で方針

 【名護】名護市への米軍再編交付金の支給が保留されている問題で、市は16日までに、2010年度分の同交付金を活用して実施する予定だった「市道豊原1号線道路改築事業」を沖縄北部活性化特別振興事業に組み替える方針を固めた。

29日開会する9月定例会に組み替えの補正予算を計上する。沖縄防衛局が支給の態度を明確にしないため、市はやむを得ない対応に追い込まれた。
 北部活性化事業への組み替えで、市の一般財源にはほとんど負担をかけずに事業執行ができる形になる。だが、市は組み替え分も含め沖縄防衛局に引き続き支給を求める考えだ。
 豊原1号線については、本年度当初予算で実施設計費約1700万円を計上していたが、北部活性化事業では予算枠が約3億3千万円に広がり、11年度以降に予定していた用地買収も前倒しして本年度で実施する。
 稲嶺進市長は琉球新報などの取材に「北部活性化事業に振り分けられるものは振り分けていく」との考えを示していた。