【中国時報】輸出受注額が2番目の規模


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 台湾政府経済部(経済産業省)はこのほど、10月の輸出受注額が2009年同月比で、356億5千万ドル(約2兆9千億円)と過去第2位となったと発表した。9月に359億8千万ドル(約3兆円)で前年同月比の過去最高額を記録したばかり。9月期より約1%減少した。

 減少の原因は、液晶パネルの受注が、09年同期より減少したことが主因。政府では、11月も10月の総額に及ばない可能性もあるが、年間の受注総額は、前年比で8百億ドル(約6兆9千万円)増となるだろうと楽観視している。
 輸出好調維持の原因として政府は、液晶パネルの半数以上を受注している中国が、旧正月を控えていることを挙げている。
 新興市場の成長に加わり、円高の影響で、機械、化学製品、通信情報関連機器の受注が非常に好調としている。