政治

阻止行動1人逮捕 シュワブ調査

 【名護】普天間飛行場代替施設建設に伴う埋蔵文化財調査で、名護市教育委員会は25日午前、キャンプ・シュワブ内の兵舎移転先となる地点の埋蔵文化財調査に着手した。キャンプ・シュワブ第1ゲート前では基地建設に反対する市民らが阻止行動を展開。公務執行妨害容疑による逮捕者も出るなど現場は一時騒然とした。普天間代替施設の問題で逮捕者が出るのは初めて。

 市教委の調査を容認する立場のヘリ基地反対協議会、ティダの会はこの日の阻止行動には加わっていない。
 市教委は同日午前10時ごろ、車両2台に分乗してキャンプ・シュワブ第1ゲートに到着。調査のためゲート内に進入しようとしたところに反対派住民らが立ちふさがった。名護署は住民らを道路から排除しようと署員を投入。車を止めようと車の下にもぐりこんだ平和市民連絡会議の平良夏芽共同代表を公務執行妨害容疑で逮捕。反対派住民らは逮捕に強く反発し、名護署前で抗議行動を展開した。
 市教委が今回実施するのは、代替施設建設に伴う兵舎移転を前にした移転候補地の埋蔵文化財分布状況調査。文化財保護法に基づき、防衛施設庁が名護市に依頼した。市教委は今月14、15の両日に調査を実施する予定だったが、反対派の阻止行動で中止していた。今回の調査で、職員らが現場を目視で確認し、試掘などが必要かを判断する。