経済

アイフォーンで「楽しい」観光を 琉球産創らアプリ開発

沖縄の観光イベントや飲食店情報を掲載するiPhoneアプリ開発を発表する琉球産創の道端淳一専務=19日、県庁

 ソフトウエア企画・販売の琉球産創(糸満市、上原孝順社長)は19日、米アップルの多機能携帯電話iPhone(アイフォーン)向けアプリケーションソフトで、県内の観光イベントや飲食店情報を掲載する「UMUSUN(うむさん)沖縄なう」を開発、8日からサービスを始めたと発表した。

アップル社iTune(アイチューン)サイトから無料で取得できる。年間5万件のダウンロードを目指す。アンドロイド携帯版も年内に開発したい考え。
 アプリ名は「楽しい」を意味する沖縄方言「うむさん」から付けた。機能は、イベントカレンダーや沖縄の食材と直結させた飲食店情報、アイフォーンのGPS(全地球測位システム)機能を利用した観光地案内―などがある。短文投稿サイトのツイッターとも連動させ、ネット経由の情報交換も図れるようにした。
 カレンダーには、沖縄の行事や旧暦、潮見表を盛り込んだ沖縄カレンダー機能も備える。イベント情報は県内市町村や観光協会などが書き込む。将来的には音楽ライブやプロスポーツ観戦など商業イベントの告知も、3カ月の無料試行を経て有料で受け付ける。
 飲食店登録は現在50店舗。クーポンも付く。広告料月額7500円で登録できる。野菜や肉、魚など50~60種の沖縄食材の一覧から、食材説明や食品レシピをたどり、最終的にその料理が食べられる店舗の情報まで移動できる。最大300店の登録を目指す。
 観光地案内は現在、離島も含め30地点が登録されている。ゲーム感覚でスタンプラリー機能も用意する。
 2012年からは有料版(年間350円)と無料版を用意する。無料版では沖縄カレンダーとスタンプラリー機能が利用できない。
 アプリは文進印刷(糸満市)が企画しレキサス(うるま市)が開発した。アプリ開始に合わせてことし2月に琉球産創を立ち上げた。同アプリの展開では他府県版への派生も計画している。



琉球新報