経済

地域ドメインはいかが? 提供会社「ドット琉球」設立へ

 県内に拠点を置くインターネットインフラ事業のビジネスラリアート(京都市、中西俊之社長)は、インターネット上の住所(アドレス)に当たるドメイン名の使用権を提供するドメイン提供会社「ドット琉球」を8月にも県内で設立する。

 ドメイン名を全世界的に一元管理するICANNが現在、「.jp」といった国ごとに割り当てているトップレベルドメイン(TLD)に代わり、地域名を入れた地域ドメインの使用を可能にすることを見込んだもの。新提供会社は「.okinawa」「.ryukyu」の二つの地域ドメインを扱う。地域ドメインの提供会社は設立されれば全国初。関係者らは「沖縄ブランドの確立になる」と期待を込める。
 「ドット琉球」は、ビジネスラリアートのほかニッポンレンタカー沖縄(白石武博社長)など県内企業8社が出資する。資本金は4800万円。ドメインの管理や登録申請受け付けなどの事業を行う管理組織「レジストリ」という位置付け。「レジストリ」からドメイン使用権を提供された「レジストラ」が個人や企業などに販売する。
 システム管理や地域ドメインの販売は提携する情報通信業のGMOインターネット(東京)が行う。
 地域ドメインの年間使用料は年間2千~3千円に設定。「ドット琉球」では1万1千件の販売を見込む。中西社長は「地域ドメインは沖縄を世界に売り込む機会になる。IT県として、全国に先駆けて取り組みたい」と述べた。(問山栄恵)

<用語>ドメイン
 インターネット上の住所のようなもので、重複しないように発行・管理されている。「.」で区切って表記され、最後尾にあるものがトップレベルドメイン(TLD)という。TLDには「.jp」など国ごとに割り当てられているものと、「.com」といった地域とは関係なく割り当てられているものがある。



琉球新報