政治

辺野古以外も不可能 知事、普天間移設で明言

 県議会(高嶺善伸議長)6月定例会は6日、一般質問最終日の質疑があった。仲井真弘多知事は米軍普天間飛行場の辺野古以外の県内移設について「他の地域も、沖縄の中は同じ(不可能)だと私は思っている」と述べ、県内の他の場所への移設も不可能との認識を示した。

またFC琉球への県出資について「前向きに対応していきたい」と述べ、来年度のJリーグ準加盟が審査される本年秋までに出資を判断する考えを示した。いずれも翁長政俊氏(自民)への答弁。
 仲井真知事の「県内移設不可能」答弁は、翁長氏から「『(辺野古以外の)県内移設を知事が出口としているのではないか』と野党が邪推している。『そうではない』とそろそろ話してはどうか」と促されたもの。
 垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの県内米軍基地配備反対要請のために防衛省で会談した北沢俊美防衛相が要請を「小言」と発言したことについて、仲井真知事は「定かに記憶していない。あまり記憶にもないぐらいのものだったと受け止めている」と述べた。池間淳氏(自民)への答弁。
 2000年度から10年間実施され、本年度まで2年間延長されている北部活性化振興事業について、仲井真知事は「12年度以降も北部振興に関する事業の継続は必要だ」と継続を求める意向を示した上で、「北部12市町村の意向を踏まえ、着実に実施できるよう積極的に支援したい」と答えた。吉田勝広(無所属)、吉元義彦(自民)2氏への答弁。
 このほか、上原章(公明)、辻野ヒロ子(自民)、新垣良俊(同)、浦崎唯昭(同)の各氏が質問した。