政治

尼崎、吹田市議会が意見書 普天間移設「県内反対民意尊重を」

 米軍普天間飛行場返還・移設問題で、兵庫県の尼崎市議会(波多正文議長、定数44)、大阪府の吹田市議会(木村裕議長、定数36)は9日までに、普天間飛行場を名護市辺野古へ移設するとした日米合意の見直しを求める昨年7月の県議会意見書などを尊重するよう国に求める意見書を可決した。

両意見書は「戦後65年間一貫して過重な基地負担を強いられている沖縄県民に思いをはせるとき、沖縄県民の意思を尊重すべきことは当然」としている。
 尼崎市議会の「米軍普天間飛行場の移設問題に関する意見書」は、日米合意に対し、那覇市議会、県議会、名護市議会がそれぞれ見直しを求める意見書を可決したことに触れ「沖縄県民の県内移設反対の民意は明確」と指摘。政府に対し、県議会と両市議会の意見書を尊重するよう求めている。宛先は首相、総務相、外相、防衛相、沖縄担当相、衆参議長。
 吹田市議会の「米軍普天間飛行場移設問題についての意見書」でも県議会、名護市議会の意見書に触れ、政府、国会に対し県議会、名護市議会の意見書を尊重するよう求めている。宛先は首相、外相、防衛相、沖縄担当相、衆参議長。
 尼崎市議会は6月7日、吹田市議会は8月12日にそれぞれ賛成多数で可決した。両市議会に対し、同趣旨の意見書可決を求める請願、陳情が出されていた。