【アメリカ】長浜さん鳩間節披露 紅型身にまとい沖縄紹介


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
各国の旗がたなびくニューヨーク州ロングアイランドで琉球芸能を演じた長浜順子フィッシャーさん

 10周年を迎えた国際青少年連合(IYF=インターナショナル・ユース・フェローシップ)のワールドキャンプが、8月29日から9月2日までの間、ニューヨーク州ロングアイランドで行われた。

 IYFワールドキャンプは、世界の若者をキャンプに参加させて、他国の文化や言語の壁を乗り越えて友愛の精神を構築し、視野を広げ、国際的リーダーを育成する目的で2001年に初めて開催された。
 過去10年間、6大陸40カ国で開催。01年に200人ほどのボランティアで始まった同キャンプは、現在世界中に6500人の登録者がいる。キャンプ・プログラム内容は、薬物やうつ病で病む若者の精神鑑定(専門のセラピストを招き、個人相談を行う)、指導者会議(成功例のキャンプ経験者の講演)、スポーツ・芸能・各国の伝統文化を学ぶアカデミックコースなどが主となっている。
 今年は地元ロングアイランド在住者による日本太鼓と空手のデモンストレーションの後に、長浜順子フィッシャーさん(読谷村出身)が鳩間節を踊った。オープニングで、紅型姿でアカバナを持ち、「うちなー」をソロで披露、観客に沖縄を紹介した。(当銘貞夫通信員)