経済

特産品で調味料開発 石垣島産ニンニク、ショウガ

石垣島産のニンニク、ショウガを使ったしょうゆと酢を製造・販売している池間顕市さん、真裕子さん夫妻と長女の真琉子ちゃん(右)、次女の真穂子ちゃん=大阪市西区

 【大阪】「特産品を使った調味料で、ふるさとをPRしたい」。そのような思いで頑張っているのが、大阪市内で居酒屋を経営する池間顕市さん(34)、真裕子さん(34)夫妻だ。

石垣島産のニンニク、ショウガで味わい深く仕上げたしょうゆと酢を昨年6月から販売している。以来、客の口コミで評判が広がり、毎月平均100本は売れるなど好評を博している。
 石垣市新川出身の顕市さんは2005年5月から大阪市西区で沖縄居酒屋を経営。以来、沖縄市出身の真裕子さんと共に店を切り盛りしている。
 沖縄が大好きな人たちのたまり場になり、常連客の半数以上は大阪の人。店でオリジナルの味付けをしたしょうゆと酢を出していたところ、客の中から「沖縄旅行で海ブドウや島豆腐を買ってきたけど、それに合う調味料がないから、店のものを分けてほしい」との声があった。
 前々から「開店5周年記念に、何かを残したい」と考えていたこともあり、客の要望に応える形で製品化して、昨年6月から一般販売を始めた。
 池間さん夫妻が製造販売しているのはショウガ風味とニンニク風味のしょうゆ2種類と、酢の計3品。ベースのしょうゆと酢こそ市販のものだが、風味付けのショウガやニンニク、塩、黒糖、シークヮーサーなどは石垣島から直送してもらったものを使っている。
 贈答用の3品セットもある。客の口コミやブログでも評判が広がり、いまでは店頭だけでなく通信販売も含めて、毎月100本は売れているという。
 顕市さんが製造に専念し、真裕子さんはラベルのデザインなど販売を担当している。「ゆくゆくは商品を通して石垣島のPR、発信につなげたい」と意気込んでいる。
 200ミリリットル入り1本525円。3品セットは1500円(いずれも税込み)。問い合わせは(電話)06(6445)0575。http://ishigakijima.daa.jp