政治

辺野古アセス審査会 手続きやり直し、県の十分な配慮求める

 名護市辺野古への米軍普天間代替基地建設に向けた県環境影響評価(アセスメント)審査会(会長・宮城邦治沖縄国際大学教授)が31日午前10時から、宜野湾市のカルチャーリゾートフェストーネで始まった。有識者ら11人の委員が飛行場施設建設事業に関する答申案と埋め立て事業に関する付帯意見案を議論した。

答申案前文では、評価書段階でのオスプレイ初記載に対し、方法書や準備書の手続きを得ておらず、住民や関係市町村の意見聴取の手続きがないことを指摘。「方法書からの手続き再実施について住民等から強い要望があり、委員からも同様の意見があった」として、アセス手続きやり直しについて、県の十分な配慮を求めた。
 立原一憲委員(琉球大学理学部准教授)は、大浦湾とそこに流入する大浦川、汀間川の地形の組み合わせが豊かな魚類相をはぐくんでいることを指摘。「埋め立ての影響で海と川を行き来する魚類に影響が出ること、大浦湾の地形的な価値を知事意見に反映してほしい」とした。
 アセス審査会から県への答申は、2月上旬を予定。【琉球新報電子版】