17人、規定値超えチヌ


社会
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 29日、屋我地ビーチを会場に2012スーパーバトルカップチヌ沖縄大会1回戦が開催された。朝4時からの参加受け付け後、各自思い思いのポイントに散った。大会当日は久しぶりに穏やかな天気で、警戒心の強いチヌを釣るには厳しい状況だったが、検量時間の正午には参加者70人中17人が規定の35センチオーバーのチヌを持ち込んだ。本大会では35センチ以上3匹までのチヌの総重量で競われ、上位10人は2月12日西崎で行われる沖縄大会決勝戦への出場権を手に入れた。

源河海岸でチヌを釣り上げ4位入賞

 天気予報で北風だと知ってポイントを源河海岸と決めたシーランドの仲宗根朝春さん。大会当日の午前中は北東の風だったが、仲宗根さんの読み通り、うねりが入り濁りチヌ釣りには好条件。テトラ際から2メートルほどのポイントに的を絞り早速コマセを打ち、仕掛けを流してはまた、入れ直していた。数投目の午前5時に最初のヒット、30センチ級のチヌを釣り上げた。その後30分後と午前7時に、規定の35センチオーバーを釣り上げほっと一安心。午前9時にテトラの際でこれまで最大の強烈なアタリがあったが、テトラに擦れて痛恨のバラし。潮の流れが左に変わるとアタリがなく競技終了となった。検量してみると2匹で1・248キロあり、見事4位入賞で沖縄決勝戦出場の切符を手に入れた。

 順位(氏名、匹数、総重量)は次の通り。
▽1位 内山藤太(3匹、1946グラム)
▽2位 玉城秀樹(3匹、1842グラム)
▽3位 新垣薫(3匹、1312グラム)
▽4位 仲宗根朝春(2匹、1248グラム)
▽5位 麓直樹(1匹、1176グラム)
▽6位 新崎康成(1匹、912グラム)
▽7位 宮城教綱(1匹、898グラム)
▽8位 比嘉宗信(2匹、784グラム)
▽9位 阿金聰之(1匹、632グラム)
▽10位 比嘉将和(1匹、610グラム)

 寒い日が続きますが、マナーを守って安全に釣りを楽しみましょう。(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

29日、喜屋武海岸で55センチ、2.2キロのヤイトハタをルアーで釣った平田光則さん
29日、2012スーパーバトルカップチヌ沖縄大会1回戦でチヌ3匹を釣り上げ1位入賞した内山藤太さん
20日、本島北部でスマガツオ2・25キロと2・14キロほかイスズミなどを釣った石川清久さん
29日、源河海岸で規定のチヌ2匹を釣り上げ4位入賞した仲宗根朝春さん
21日、慶良間諸島―慶留間一文字でトカジャーやオンレー、タマンやアカジンなどを釣った小田拓さん
21日、辺戸岬周辺で42・5センチ、1・08キロの尾長グレを釣った前田敏さん
24日、恩納海岸で58センチ、2.43キロのタマンを釣った幸喜大輔さん(チーム:R☆S)
22日、安謝港で9・2キロのクブシミを釣った饒平名知浩さん