経済

ゴンゾが県内進出 世界視野、アニメ拠点へ

 国内中堅アニメ制作のゴンゾ(東京、柄澤哲夫社長)は、コンピュータグラフィックス(CG)制作や編集業務ができるデジタルアニメスタジオを備えた現地法人を4月にも宜野湾市内に設立する。

今夏から、日中共同の新作アニメを県内で制作。将来的に、沖縄を世界に向けたアニメコンテンツのハブ(拠点)として発展させ、世界市場への展開を目指していく。
 ゴンゾは、2000年に設立。従業員は43人。資本金は33億6千万円。11年3月期(連結)の売上高は9億3千万円。アニメのほか、実写映画のCGなども制作している。代表作にテレビアニメ「ラストエグザイル」や宮部みゆき原作のアニメ映画「ブレイブストーリー」がある。
 県内に設けるスタジオでは、当初10人程度を雇用する。従来の分業制のアニメ制作工程を効率化し、1台のパソコンで一貫した制作ができる新たなシステムの開発・導入も計画している。
 コンテンツ産業界の動向としては、世界的な成功を収めるには、行政機関の全面的なバックアップが決め手になるという。ゴンゾは、沖縄では行政による積極的な支援も期待できると判断して進出を決めた。
 石川真一郎副社長は「将来的には、沖縄に国際プロジェクトをどんどん誘致して、アニメだけでなく複合的なメデイア産業をつくりたい」と展望を語った。
(梅田正覚)

英文へ→Gonzo makes inroads into Okinawa to make it an international hub of animation