【中国時報】被災地に果物贈る 高雄市長ら台湾の首長


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 高雄市の陳菊市長は5日、台湾南部4県の首長を伴って東京を訪問し、東日本大震災の被災地に向け、台湾産の中南部特産の果物を届けるための出発式を行った。

支援のフルーツは6日午前、仙台市立荒浜小学校などに到着。
 陳市長は今回の支援について、台湾南部も大震災や大規模な水害を経験し、その際には日本から多くの支援を受けた。今回は南国台湾のバナナ、ライチ、マンゴーで台湾の日本に対する支援を感じてほしいと述べた。5月までにはもう一度輸送される予定だ。
 今回同行した台南市は仙台市と姉妹協定を結んでおり、昨年6月末には1億元(約2億7千万円)の義援金を送っている。記者会見の後、陳市長らは「日本頑張れ!」の声とともに、トラックを送り出した。