台湾の中央銀行は5日、今年2月期の外貨準備高が3944・26億ドルで、世界4位を維持していることを発表した。1月期より41・22億ドルプラス成長。トップは中国で、日本、ロシアと続いている。
調査によると、2月期の外貨収入は9・37億ドル。増収の原因として、ユーロが米ドルに対し2・92%上昇し、円が5・29%下落したことなど、為替差益によるものが大きいとしている。
中国は四半期ごとの発表のため、現在分かっているのは昨年末のものだが、総額は3兆1811億ドル。日本は1月期が1兆2260億ドルで、12月期の1兆2208億ドルから52億ドルの伸びとなった。外貨準備高の公表の時期は国ごとに異なるが、ユーロなどの上昇により、全般に増加傾向にあるとしている。