社会

早期解決へ提言を 遺骨収集促進協が初会合

 【糸満】戦没者遺骨収集の加速化を目的に県や糸満市、県警、学識経験者、県遺族連合会などが委員として参加する「戦没者遺骨収集事業促進協議会」の初会合が14日、糸満市の県平和祈念資料館であった。

 協議会は、県平和祈念公園や慰霊碑などを管理する県平和祈念財団内に設置され、未収骨の情報収集や遺骨収集ボランティアの支援の在り方を協議し、財団会長に対し意見を述べる。協議会会長に沖縄国際大学教授の吉浜忍氏が選ばれた。
 コンピューター上の地図に戦没者遺骨の情報を記載する「戦没者遺骨収集情報管理システム」が、4月から運用されることも会合で報告された。同システムはGISシステムを活用し、これまで発見された遺骨の分布図や画像、データなどの数値が画面上で把握できる。県のホームページからアクセスできる。
 吉浜氏は会合で「遺骨収集は戦後処理問題の一つであり、しっかりと取り組みたい」と語った。
 財団の新垣雄久会長は「戦争体験者の減少と高齢化が進む中、約4千柱の未収骨がある。早期解決に向けて提言をお願いしたい」と協力を呼び掛けた。